ひねおのコツコツ投資日記

30代会社員のコツコツ投資日記です。

25歳で資産運用?眠たいこと言うなよ。DMM亀山会長からのアドバイス

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いきなり衝撃的なタイトルから始まってしまいました。

資産運用をしている若年層にとってはかなりショッキングな言葉です。

この「25歳で資産運用?眠たいこと言うなよ。」は、DMM亀山会長の新R25のインタビューでの発言になります。

資産運用をしている身としては言葉の通りに受け取るとちょっとムッとしますね。(自分はもう30歳ですが)

言葉の一部を切り取って解釈するのは、間違いのもとですので前後関係を抜粋します。

 

亀山さん:
若いうちから資産運用なんてありえないよね。

だって、自分で仕事やったほうが稼げるじゃない。

渡辺:
ありえないとまで言いますか。

亀山さん:
資産運用は誰がやるかっていうと、金を持ってても自分で増やせない人。

財産はあるけど年取ったからもう仕事は無理だなとか、もう隠居してゆっくりしたいなって人がやるもんだよ。


やはり大物ほど率直にモノを言う

渡辺:
資産運用してる人たちを敵に回しそうな発言ですね…

亀山さん:
だって資産運用とか株とかっていうのは、どこかの会社に金を入れて増やしてもらうってこと。

要は稼ぐことを誰かに任せるっていう話じゃない。

渡辺:
まぁ、そうですね…そういう見方をすれば。

亀山さん:
その道のプロを目指すの?

それなら話は別だけど、たいていは本業の片手間に貯金を増やそうと思ってやってるだけじゃん。

渡辺:
…そうですね。

亀山さん:
そういう運用をしてると意識高く感じるかもしれないけど、若いうちはそんなことに時間を割くよりも、自分の価値を上げることを頑張ったほうがいい。

25歳なんてこれから本格的に仕事をしようっていう大事な時期なのに、そんなときに資産運用なんて、なに眠たいこと言ってんだって話だよ。

はい。単純に資産運用を批判している訳ではありませんでした。

若いうちは時間もお金も本業に投資をして、稼ぐ力を身につけなさいと言うことです。

若いうちはそんなに資産がありません。

例えばボーナスで投資信託を買うのならば、それを自己投資にあてろということです。

なぜならばそっちの方が投資効率がいいから。冷たい言葉に聴こえて非常に合理的な判断です。

ちなみに、25歳の頃の私は、金融資産への投資でもなく、自己投資にも使っていませんでした。何に使っていたのかは………思い出せないwww(どアホです)

 

この企画は他にも面白い方が登場しています。ホリエモン、ZOZOの前田社長など、新しい時代の人に焦点を当てているようです。

自分のようなクソ庶民とはバイタリティーが違うことを思い知らされる瞬間でもあります。

気になったら読んでみて下さい。インタビュアーの方への態度が毎回面白いです。

 

本記事に関して、個人的な意見としては、本業でスキルを磨いて稼ぐ力を養っている間にインデックス運用をするのは賢いと考えます。

手間がほとんどかからず、経済やビジネスに興味が出て、その5年、10年の運用期間の差で将来的に複利効果で大きな違いが出ます。

起業を視野に入れていても、サラリーマンとして働き続けるとしても、どちらにしてもメリットはかなり大きいです。

本業を全力でやる+資金を自動運用+節約生活

やりたいこと、好きなことをやりながら資産を最大化する最強の方程式です。

 

お金を稼ぐということは、その仕事が世の中に提供した価値の対価

大好きなブログの1つにgrowth rich slowlyというブログがあります。

公認会計士資格をお持ちの経理マンのHiroさんが運営されているブログです。同い年ながら憧れの方でもあります。

そのブログに、「お金を稼ぐということは、その仕事が世の中に提供した価値の対価」だという記述がありまして、これが深く印象に残っています。

まったくもってその通りです。

経理…事務仕事をしていると仕事の成果がはっきりわからないことが多く、また、会社において比較的受動的な立場で仕事を進めてしまうことが多いです。

そういう時にはつい否定的な言葉が出てしまったりします。

そういう時にこの、「お金を稼ぐということは、その仕事が世の中に提供した価値の対価」という言葉を思い出せるように努めています。(悪口や批判は価値を産まない、言うだけ損。)

利益というものはすなわち価値です。

なぜ株式投資で儲けることができるのかを考えると、それは成功するかわからない事業にリスクを取って資金を託すという価値の対価からきています。

人気があるブロガーさんの記事は役に立ちます。新たな気づきや知識、ハウツーを教えてくれます。それは世の中からみて価値が高いから人気が出るわけです。

Amazonがこれほどまでに巨大企業になったのも顧客至上主義を徹底して顧客に価値を一貫して提供し続けたからです。

こういう風に考えていくとDMMの亀山会長の言葉も違った意味で聞こえてきます。

「資産運用という形を取らなくても、人的資本を使うことでもっと世の中に価値が提供できる。そちらに時間と資金を使った方が投資効率がいい。そっちに力を使おう。25歳はそういう大切な時期だよ。」

今はこの言葉を聞いてもまったくムッとしなくなりました(笑)

 

本ブログも拙いながら、読んで頂ける方に価値を提供できるよう、日々頑張っていきたいと思います。