妻がつみたてNISAをはじめるようです。【つみたてNISAオススメファンド3選】
妻もつみたてNISA
ずっと妻にも投資に興味を持って欲しいと思い続けて、約1年。
地道なアプローチの末、遂に、つみたてNISAをはじめてくれました!
これで、家族全員NISAをしていることになりました。(子どもはジュニアNISA)
妻いわく、「将来、お金の心配をしたくない。リスク・リターンとか、専門用語は頭に入ってこない。だけど、銀行に預けていても利子がつかないことはわかる。元本棄損は怖いけれどやってみたい。でも、よくわかんないから全部やって。」とのこと。
手数料1%取っていくロボアドバイザーの必要性がよくわかりました(笑)
投資は、危ない・損するというイメージもあります。日本人はお金の話をすること自体が卑しいという価値観がまだ根強いので、日常の話題の足しにはならないことも興味を持てない大きな理由でしょうね。
「どこどこの服が安くてかわいい!」とか、「若手イケメン俳優がたまらない」とか、「インスタ映えする写真」を撮ることで普通は頭がいっぱいです。お堅い資産運用の話なんか入る余裕はないです。子育てもありますしね。
そんな妻に事あるごとにつみたて投資を紹介してきて、やっと実を結びました。
という事で、勝手におすすめファンドを選んでみたいと思います。
【オススメ①】楽天・全世界株式インデックスファンド
まず、FOY20171位の楽天VTです。
投資先であるバンガード社の「トータル・ワールド・ストックETF」は、全世界の大型株から小型株まで、約8,000銘柄に一括で投資できる優れものです。
インデックス投資家のリサールウェポンと呼ばれています。
本家本元のVTの経費率は0.11%ですが、楽天VTはそれに信託報酬をプラスして、0.2396%(税込)になります。
投資信託の形を取ることで、ETFではできなかった「毎月の自動積立」「金額指定の買付」に対応しています。
時価総額加重平均で約8,000もの銘柄を組み入れています。
設定は2008/6/24にされ、設定来のリターンは6.11%です。
VTの良い点は、先進国株式、国内株式、新興国株式と全世界の株式に投資をするので、どこかのアセットクラスのリターンがふるわなかった時も、全体としては安定しているところですね。
(わたしのインデックスより)
ごちゃごちゃ考えなくても、国際分散投資はこれ1本で完結してしまいます。
対抗馬としてはEXEiつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドがあります。
同様のベンチマークとの連動を目指しており、ETF経費含む信託報酬が0.15%と楽天VTを凌ぐ、超低コストですが、3つのETFに投資をすることで、指数との乖離が気になるところです。FOY2017の結果も踏まえ、楽天VTをオススメにしました。
【オススメ②】eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
続いては、バランスファンドの「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」です。
8資産均等に惹かれる点は、どのアセットクラスのリターンが将来いいのかわからないから、全部均等にもっておこうとするその「潔さ」です(笑)
このファンドの対抗馬としては「iFree 8資産バランス」「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」がありますが、iFreeは新興国株式クラスの指数が異なりスマートベータを採用していること、たわらは純資産額2億弱と不人気であることがオススメから除外する理由です。
eMAXIS Slimシリーズは信託報酬を競合ファンドに対し、下げ続けるコンセプトがありますので、これも安心できる1つの材料ですね。
信託報酬は0.2268%(税込)で、純資産総額は80億円を突破しています。
(わたしのインデックスより)
分散効果でリスクが抑えられている為、シャープレシオが高く投資効率がいいですね。
【オススメ③】 SMT世界経済インデックス・オープン
最後は、SMT世界経済インデックスオープンです。
今さらですが、この記事でのオススメファンドは1本で完結されていて、分散が効いているファンドを選んでいます(好みもあります)
世界経済インデックスオープンは、時価総額基準ではなく、GDP総額に基づいた比率で、国内外の株式・債権に「50:50」ずつ投資するのが最大の特徴です。
楽天VTを見て頂ければわかる通り、時価総額基準では概ね「先進国:新興国:国内」=「8:1:1」の比率ですが、世界経済インデックスオープンの基本組み入れ比率は「先進国:新興国:国内」=「55:39:6」と新興国株式クラスが非常に多くなります。(好みで株式シフト型と選択するのもありです)
(わたしのインデックスより)
信託報酬が0.54%(税込)と高いところが難点です。0.20%代まで下がればいいと思っています。新興国の比率が比較的高いことも人を選びそうです。
但し、シーゲル教授がいうように、今後は先進国よりも新興国のリターンが高いという予測もありますので、GDP比率で投資をするのも一理あると思います。
まとめ
どのファンドで運用するかはまだ決めていませんが、この他にも、iFreeS&P500インデックスや楽天・米国株式インデックスファンドも候補としてあります。
理想は、リバランスせずに(自動でやってもらう)ひたすら毎月積立をすることですので、この辺と本人の好みや考えを考慮しながらやっていきたいと思います。