たわらノーロード先進国株式・新興国株式の実質コスト
運用報告書が交付されました。
12月11日に保有している「たわらノーロード先進国株式」と「たわらノーロード新興国株式」の運用報告書が交付され、実質コストが判明しましたので、報告したいと思います。
たわらノーロード先進国株式・新興国株式の実質コスト
実質コストは運用報告書によると以下の通りです。(税込)
◆たわらノーロード先進国株式
信託報酬 0.243%
売買委託手数料 0.004%
有価証券取引税 0.004%
その他費用 0.031%
合計 0.281%
◆たわらノーロード新興国株式
信託報酬 0.534%
売買委託手数料 0.053%
有価証券取引税 0.034%
その他費用 0.1381%
合計 0.760%
たわらノーロード先進国株式の実質コストは安いです。
指数との乖離もほとんどしていません。
野村つみたて外国株投信の方が新興国含めて実質コストで上回っているそうですが、
あまりファンドを切り替えるのも好きではないし…積立する投信の数を絞ってシンプルにしたい気持ちもあるので、悩みどころではあります。
どのみち、長期運用に向いている低コストなインデックスファンドであることは変わりません。
たわらノーロード新興国株式の実質コストは、0.760%でした。前年度が0.804%なので0.044%下がっています。ベンチマークからは1.1%の乖離ですが、昨年は大幅に乖離していた(新興国株式クラスのマザーマァンドが新設だったそうです)のが改善されています。
つみたてNISAではどうするか
たわらノーロード新興国株式はつみたてNISAに合わせて12月30日から、信託報酬が0.34%に値下げがされますが、衝撃のeMAXISSlim新興国株式は12月13日から、0.19%に値下げがされます。差は0.15%と無視ができない水準です。
先進国株式クラスはたわら、新興国株式クラスはeMAXISSlimが筆頭候補になります。
野村つみたて外国株投信も非常に魅力的では、あります。これを積立すると先進国株式と新興国株式間での調整は不要になるので、国内株式クラスを追加するだけで国際分散投資ができてしまいます。ただ、当たり前ですが、好みに応じて比率が調整できないので、もっと新興国株式を増やしたいと思った時に、調整できない不便感はあります。(まぁ、追加で新興国株式クラスを購入すればいいだけですが)
各資産クラスをバラバラで保有している方が自分にとって勝手がいいです。
フィナンシャル・ポインター – World Economy and Financial Markets
シーゲル教授も新興国株式クラスを増やしなさいと言っていますので、インデックス投資部分のアセットアロケーションの比率を年末リバランスに合わせてもう一度検討しようと考えています。