アセットロケーションの構築セオリーについて
自分が知っているアセットロケーションの構築方法について記していきたいと思います。
方法は2つあると理解しています。
一つは、山崎式と勝手に呼んでいます。
株式(外国・国内)と債券(個人向け国債)を組み合わせたアセットアロケーションを作るとして、最も値上がりが見込める、資産クラスを一番節税効果が高い非課税口座で運用をします。
現在、節税効果が高い順に、確定拠出年金、NISA、課税口座とありますが、具体的に言えば、外国株式インデックスファンドを確定拠出年金で運用、TOPIX連動インデックスファンドをNISA口座で運用、債券クラスは課税口座で運用するということです。
資産全体に対し、どの口座を当てはめていくかというもので、非常に理にかなっています。
ですが、これを実行しようとすると、トータルの口座で管理が必要になってしまうのがネックになります。
個人的な感想で言えば、投資が好きな人は好んでできるでしょうし、四六時中考えれると思いますが、一般人の資産形成と考えると少し手間だと思ってしまいます。
もう一つの方法はカン式と呼んでいます。(インデックス投資アドバイザーのカンチュンド氏)その方法は、すべての口座の資産配分を同等にするというものです。
確定拠出年金もNISAも課税口座もすべて同じ配分です。リバランスも同様に行います。
かなりの方が2号保険者だと思われますので、月額2.3万、ないしは2万円が確定拠出年金の拠出上限額です。これを上回るようだったら次はNISA口座から埋めていき、NISAも埋めることが出来たら、課税口座といった具合です。
口座毎に残高は違いますが、資産配分は同じのため、わかりやすいのが特徴です。デメリットとしては、非課税の恩恵を十分にいかせないことです。
どちらも一長一短はありますが、個人的に好きなのはカン式です。なぜなら投資が好きな人でないと山崎式は続けられないと思うからです。
一方、自分はNISA口座と確定拠出年金の口座を保有していますが、振り返ると…
NISA口座
確定拠出年金
説得力がありませんね 笑