ひねおのコツコツ投資日記

30代会社員のコツコツ投資日記です。

【投資信託】「iFreeNEXT FANG+インデックス」が設定から1年経過したので振り返る

iFreeNEXT FANG+インデックスの状況

iFreeNEXT FANG+インデックスが登場してから1年ちょっとが経過しましたので現在の状況を見てみようと思います。

 

iFreeNEXT FANG+インデックスの基本データ

米国上場企業の株式に投資し、「NYSE FANG+指数(円ベース)」へ連動する投資成果を目指すファンドです。

「NYSE FANG+指数(円ベース)」とは、次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持ち、高い知名度を有する米国上場企業を対象に構成された株価指数です。

つまり、FANG(フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)に対して投資するファンドです。「インデックス」とありますが、所謂通常のインデックスとは違いますので、アクティブファンドと考えて差し支えがないと思います。FANGのほかには、アップル、アリババ、バイドゥ、エヌディビア、テスラ、ツィッターが指数に含まれています。

決算日は、1月30日です。しばらくすれば年次報告書が出て実質コストが判明します。

 

設定から1年経過して

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2019年2月13日現在の基準価額は9,800円です。

投資信託は10,000円からスタートしますので少しリターンはマイナスです。(設定来-2.00%)分配金は0円でありませんでした。

純資産総額については5億円スタートでしたが、現在は13億円になっています。

一般的には30億円から安定運用ができると言われているので、少し厳しい数字なのかなと思われます。

これらのハイテク企業から構成されている指数ですが、簡単に言えば2018年度に投資してもまったくリターンがなかったことになります。企業の選定の問題と言うより、最も市場が高値圏で推移している(であろう)時に多額のプレミアムが支払われている株式を購入してしまうとなかなかリターンがあがらないということなのでしょう。

個人的には、iFreeNEXT FANG+インデックスについては月次レポートやファンドレターが読みやすく、時系列で指数構成企業のトピックスが記載されていてハイテク業界の動きがわかるので、このレポートを読むのが好きです。

FANGを含むハイテク企業は2016年から2018年の株価上昇が著しい為、どうしてもその印象が強くなります。(実際にこのファンドの説明資料も印象操作ではないとは思いますが、ファンド設定前の指数から掲載されています)

私は、既にハイテク企業だけが目覚ましいリターンを上げる時期は過ぎていると思いますので、ハイテク企業を買うとしたらパッケージされた投資信託ではなく、一つ一つ検討して個別株を購入するのが賢明な判断かと思われます。