ひねおのコツコツ投資日記

30代会社員のコツコツ投資日記です。

【仕事】「物覚えの悪い、努力タイプには厳しい時代になった」

「物覚えの悪い、努力タイプには厳しい時代になった」

 

働き方改革が叫ばれています。

世間が言いだすと日本中の会社は同じようにカエルの大合唱を始めますから勤務先も例外ではありません。

「コンプライアンス」「品質」「生産性」そんな言葉は耳にタコができるくらい聞きましたが、その中でも一番よく聞くのがこの「働き方改革」です。

日本は「労働生産性」が低いから高めようという取り組みなのでしょうが、それについて考えてみました。

 

「物覚えの悪い、努力タイプには厳しい時代になった」

ベテラン社員さんがポツリと言った言葉です。

仕事には、マニュアルや一般的な確立された進め方というものがありますが、その意味をきちんと理解して自分の物にし、応用するのにはやはり時間がかかります。

何事もそうですが、コツをつかむのには努力が必要です。

そしてそれは趣味のみならず、仕事においてもまったく同様だと思います。

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成長曲線はこのようにカーブするそうです、誰もが経験があると思います。

 

つまりこの方が言いたかったのは、「要領が悪くて、経験もなかった自分は長時間一生懸命働いて仕事を覚えることで、成長できたけれど、今の子は仕事を覚えたくても早く帰らなければいけないから成長が遅い」ということでした。

 

早く帰らなければいけないから努力で差を縮めることができない。

 

過保護に扱われてなかなか一人前になれない若手と、疲弊する中堅、そしてITに疎い経営層の三つ巴の状態になっている。今ってこんな構図で会社が成り立っているのではないでしょうか。

 

一方、もともと能力がある若い人間は旧態依然とした無駄な雑事に時間を奪われることなくどんどん勉強・スキルアップし、ますます優秀になっていくという二極化が進んでいますね。

 

私もゆとり世代1号ということで過保護に育ってきた世代ですが、なんとか仕事を一人前にこなして足を引っ張らないようにしていきたいと思います。