ちきりん著「自分の時間を取り戻そう」を読みました
どうも、ひねぷーです。
米国株ブロガーで有名な、はちどうきゅうどうさんの記事を読みま
した。
ちきりん著「自分の時間を取り戻そう」を個人投資家に当てはめると
仕事に従事している全ての日本人がぜひ手に取ってほしいと思った。
と書いてあり、本の内容がとても気になったので実際に購入して読んでみました。
本のポイントは高生産性
この本のポイントはすべてそこにあります。
選択と集中をすることにより、余計なことをしないで、価値のある仕事に力を注ぐことで生産性を向上させ、生活に余裕をもたらそうといった考えからなっています。
まず、本書は4人の忙しい人が紹介されています。その4人はどれも時間がなく、忙しいことに悩んでおり、自分と重なります(笑)
ここで、4人の問題の本質が提起されます。それは「長時間働くことによって、問題を解決しようとしている」ところです。
その解決のために、さまざまな考えが語られています。
・お金も時間も見える化する
・「頭を使うTO DO LIST」と「頭を使わないTO DO LIST」
を二つに分ける
・アウトプットを明確にする
・要らない仕事は捨てて、働く時間を減らす
・具体的にインプット(時間)に制限をかける
⇒休暇をあらかじめ入れる、その仕事を行う日、行う時間を特定する
・ひとりで全部できることが偉いという考えは捨てる
本書は、考え方の本ですので、具体な業務レベルでの解決策は書かれておりませんが、生産性を高める考え方の本質が書いてあると思います。
自分にあてはめて考えてみよう
自分の仕事に当てはめて考えてみます。
そもそも、この本がここまで気になったのは業務が多く、連日残業続きで少し参っていた為です。少しでも早く帰りたい!でもお給料は上げたい!というのが勤め人の本質だと思います。
自分の仕事振り返ってみると、大まかに3種類に分かれます。
・ルーティンワーク
・人から頼まれた仕事
・トラブル解決
この中で、ルーティンワークが一番時間がかかっています。
ですが、業務内容を見直してみると、何のために行っているのかわからない仕事や本当に自分がやるべき仕事なのかわからない仕事がありました。
同様に、人から頼まれた仕事を自分は断ることをしません。断れないんです。
おまけに、人から頼まれた仕事を行っているので、関係している仕事が増え、なにかトラブルがあるとそれを解決する役割となってしまうのです。
ここで気づいたことは、引き受けた仕事は皆自分の仕事になってしまうことです。
それがまたルーティンワークに加わるためいくらやっても終わらないという悪循環を生みだしています。
そして、引き受けた仕事は大体仕事の価値が高くないものが多いです。「ひねぷーくん、これお願いね!」で済まされてしまう内容ですから、専門性もクソもなく評価にも反映されません。やるべき価値が高い仕事にに費やす時間や力を減らしている訳ですから生産性が高くなるはずがありません。
これからの自分の働き方を変えたい
まず、これからの生活を考えるとお金がかかります。
子どもも産まれましたし、教育費や住宅の購入費用等多額の支出が控えています。
なので、たくさんお給料をもらう為に、いい成績を取る必要があります。
まずは、何をどうすれば評価に繋がるかを見極め、それに対し時間を費やします。
また、帰社時間を決めてしまおうと思います。自分の会社は、毎週水曜日が定時退社日に設定されているのですが、ほとんどの人が守りません。自分は「定時退社日なので、その仕事は今日できません。明日では間に合わないのでしょうか?」と勇気を出して言ってみようと思います。初めからその時間は働けることにしないで、食事の予定でも、映画の予定でもなんでもいいから入れてしまえばいいでしょう。それでも何か言われるようだったら、生産性を上げるために実行していることだと伝えれば周囲の理解も得やすいはずです。
また、作業時間の短縮にはITスキルが必要不可欠です。具体的にはエクセルのスキルです。毎月定期的に、ビックデータを集計する作業があるのですが、マクロを組むことが出来れば、作業時間が劇的に減ります。まずはこれをがんばっていこうと思います!
ん…?これも外注すればいいのだろうか…?(笑)
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/25
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