三菱UFJ国際投信から「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が出ます
どうも、ひねぷーです。
あの、物議を醸し出した「eMAXIS Slim シリーズ」からなんと、
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が出るそうです!
いや、低コスト競争はもう終わりを告げたと思っていたので、びっくりしました。
ファンドの内容は同じ
ファンドの内容は、所謂「eMAXIS Fat」と同じです。
先進国、国内、新興国の株式と債券、先進国と国内のREITに12.5%づつ分散して
投資を行います。
違いはコストにあり
ですが、最大の特徴はコストになります。
信託報酬は、なんと「税抜 年率 0.22%」に設定されています。
8資産均等型のバランスファンドのコストは2016年9月8日に「iFree 8資産バランス」が設置した「税抜 年率 0.23%」が最安でしたが、ここにきて記録を塗り替えた形になります。
おまけにですが、以前の「eMAXIS バランス(8資産均等型)」は信託報酬「税抜 年率 0.5%」のほかに、解約時に信託財産留保額を0.15%設定しておりましたが、今回はありません。
いい意味で裏切られた
当初、「eMAXIS Slim シリーズ」が登場した際は、業界最安コストに追随するという事で、否定的な意見が多かったと思います。それは他の低コストインデックスファンドが更に信託報酬を下げることの抑止力になる可能性が高かったことにあります。
ですが、今回のバランスファンドは他の低コストファンドに信託報酬を合わせるのではなく、業界最低コストを設定してきました。
以前の旧シリーズから「eMAXIS バランス(8資産均等型)」を購入してきた人はいい気持ちはしないと思いますが、これから投資を始める人にとっては最もよい選択の一つになりえます。
まとめ
いい意味で商売が上手だなと感じてしまいます。投信ブロガーさんたちからは、同じ内容のファンドでコストが違う2種類を設定したことから、批判の声が多かったと記憶していますが、「必ず最低コストのファンドが購入できる」というのは、ほったらかし投資にとって最適です。自分は4月から子どもの学費捻出のため、バランスファンドの積立を開始しようとしていました。候補に、「iFree 8資産バランス」がありましたが、今回、「eMAXIS バランス(8資産均等型)」が出たことで「iFree」を選ぶことは無くなりました。自分も旧シリーズを保有しているため、もやもやしてしまいますが、低コストバランスファンドに新たな有力な選択肢が増えたことはうれしく思いました。