投資=怖い、あやしいという一般論。
投資は怖いイメージが一般的。
投資=怖い、あやしいというイメージが世間一般にはあるようです。
自分は投資をはじめてから一年半ほど経過したのできちんと投資内容が理解できていて、リスク管理ができれば、これほど人生の選択肢を広げるものはないと思っているのですが、なかなかそう捉えられない人もいます。
ある人に水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」を貸したのですが、読んでおらず、見事に積み本になっていました。
投資の布教って難しい!
投資は「必要に迫られて」「自発的に」始めないとなかなか定着しないのでしょうか。
どんなイメージなの?
自分がその人に本を貸したのは、お金に関する質問をされ、興味があるのかなと思ったからなんですけどね。
やっぱり聞いてみたらこんなイメージでした。
・元本保証じゃなく損をするのが怖い
・大きく儲かるけど、大損することもある
・スマホやパソコンで常に取引をする必要がある
・金持ちしかできない
・失敗したら、電車に飛び込むくらいの請求がくる
どれだけハイレバレッジの取引を想定しているんだよ(笑)と笑ってしまいましたが、ある意味予想通りです。
親から投資は怖い、安全が1番と教えられているのも大きいと思います。
ニュースは悲観的な方がウケる
ニュースは悲観的でショッキングな内容の方が興味を惹くというのも大きいです。
「つみたてNISAで長期投資をすれば資産が増やせる(かもしれない)よ!」より、「不動産投資で自己破産」とか「仮想通貨取引で被害者が訴訟」とかそんなんばっか目にします。
ネットワークビジネスと混同したりもあります。
普通に生活をしているだけでは投資のいい面に触れる機会が圧倒的に少ないと感じます。
そして、投資は人に説明すると何だかあやしい
大体自分が人に投資を勧める時は王道のインデックス投資を勧めます。シャープレシオが良くなる株式6割、債券4割のポートフォリオで、株式は低コストのインデックスファンドを先進国8割、国内株式1割、新興国1割、債券は国内債券のみのポートフォリオです。これをドルコスト平均法で毎月の給与から定額積立します。
国内債券を4割組み込むこのポートフォリオなら、リターンとリスクのバランスも良く心理的な負担にならないと考えるからです。
でも、リターン、リスク、標準偏差、シャープレシオ、ドルコスト平均法、リバランス。
お馴染みの基本的な用語ですら初心者にとっては難解でアレルギー反応がでる「あやしい言葉」のようです。
というか、自分で説明していてなんかあやしい話をしているみたいだな…と感じてしまいます。
結論
やっぱりこの結論になってしまうんですが、投資は自発的にしてもらうのが1番です。
日本人はお金の話がタブーで、投資はあやしい、損するなので他人がどうこう言っても受け入れてくれないことが多いです。
地味な投資なら尚更です(笑)
日本人に投資を根付かせるためには、「みんなやってますよ!やってないのはあなただけ!」とメディアで宣伝するのが最も効果的の気がします。