「株式投資の未来」を繰り返し読んでいます。
一番のおすすめ投資本は?と聞かれたら迷わずジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」を挙げます!
「敗者のゲーム」、「ウォール街のランダムウォーカー」といわゆるインデックス運用の必読書というのは読んできました。
他の本も読んでみようかと物色していたところ、多くの方の支持を得ていたのが、この本です。
内容が自分にとっては難しい為、繰り返し読んでいますが、とても面白いです。
読めば読むほど理解が深まるというか、学術的な面白さが滲み出ています。
特に、第17章の未来に向けた戦略D‐I‐V指針の章は、何度も読み返しています。
半分はインデックス運用を推奨
シーゲル先生のおすすめポートフォリオは、全て株式での運用です。
ワールドインデックスファンドが50%、リターン補完戦略が50%になります。
ワールドインデックスファンドについては米国株は30%、米国外株が20%の比率になっています。
リターン補完戦略 50%は以下の4つの戦略をそれぞれ10~15%の割合で配分します。
1、高配当戦略
2、グローバル戦略
3、セクター戦略
4、バリュー戦略
シーゲル先生=高配当戦略というイメージが強いです。
自分も全て高配当系でポートフォリオを組むと考えていましたが、実際の推奨ポートフォリオの半分はワールドインデックスファンドになっています。
自分のポートフォリオはまるまるインデックス運用なので推奨ポートフォリオに近づけようとするとリターン補完戦略部分がまったく足りません。
これを今後補っていこうと考えています。
リターン補完戦略部分について
このリターン補完戦略部分の比率は明確に定義されていないので、個々人の好みによってOKと勝手に解釈しています。
要は高リターンを得ることができる可能性が高い銘柄を複数保有しておくということだと思います。自分はまだ個別株オンリーでポートフォリオを組む資金力もありませんので、ETFを中心に考えています。
この中で、自分が興味をそそられるのは、高配当戦略で挙げられている、HDV、VYMといったETF、バリュー戦略で挙げられているバークシャー・ハザウェイ社です。
現在のインデックス運用はそのままにしつつ、買い増しして、こんな感じにポートフォリオを調整していこうかな~と思っています。
ポートフォリオをあれこれ考えている時が一番楽しいですね。
- 作者: ジェレミー・シーゲル,瑞穂のりこ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: 単行本
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