iFree NYダウインデックスの実質コストは
運用報告書が交付されました
11月7日に、保有しているiFree NYダウインデックスの運用報告書が交付され実質コストが判明しました。このファンドは、ポートフォリオの米国株比率を上げたいため調整用として購入しましたが、その後、同シリーズでS&P500に連動する、iFree S&P500インデックスが登場したために積立を中止し、保有のみしています。
iFree NYダウインデックスの実質コスト
実質コストは運用報告書によると以下の通りです。
信託報酬 0.243%
売買委託手数料 0.031%
有価証券取引税 0.03%
その他費用 0.053%
合計 0.329%
信託報酬と実質コストの差は0.086%になります。
実質コストでも、他の同指数に連動するファンドの追随を許さない低コストです。ですが、同指数に投資するインデックスファンドで最も大きな純資産を持つ、SMTAMダウジョーンズインデックスの信託報酬と実質コストの差が0.026%なので、約3倍のコスト高です。売買委託手数料とその他費用(保管費用)がかさんでいるようです。
ダウインデックスは国内でよく聞く割に人気が無いのか設定されているファンドも少ないので、iFreeがコスト面で有利ですが、その他の伝統4資産のファンドについては、iFreeシリーズは高めとなっています。
騰落率について
騰落率は29.2%になりますが、ベンチマーク(円貨)は26.5%になります。
乖離の原因は、ベンチマークが配当が含まれていないけれども、マザーファンドは配当金が含まれているためとのことです。配当込みと配当抜きでは比較することが出来ないので、トラッキングエラーもわかりません。この比較方法を嫌う人は多いです。
iFreeシリーズの運用報告書はどうやらちょっと不親切で配当込み、抜きの比較のようですね。
また、実質コストが判明したものがありましたら報告したいと思います。