子育てしながら独学で日商簿記1級は取得は無理ゲー!?
11月18日に日商簿記1級の試験がありました。
はっきり言いましょう…
これ、無理ゲーじゃね!?
最後まで諦めずにやってきたのですが自己採点の結果、約8,000円の試験代を無駄にしてしまいました。
正直ものすごい痛手であります。
結論から書きますと勉強の質が悪く時間も足りないこれにつきます。
失敗例として自分の取り組み状況を報告したいと思います。
テキスト
テキストは、建設業経理士で使用した「とおる簿記シリーズ」を使用しました。
日商簿記1級に合格するための学校[テキスト]商業簿記・会計学 基礎編II(とおる簿記シリーズ)
- 作者: ネットスクール
- 出版社/メーカー: ネットスクール
- 発売日: 2014/11/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
TACのテキストの方が内容は網羅されていますが、電車通勤で勉強したかったため読みやすい・理解しやすいテキストを選びました。1冊約2,000円で基礎編1、基礎編2、完成編、それぞれの問題集ですので、全部で12冊取り組む形となります。
自分はこれらをこなすのにいっぱいいっぱいで、本番問題を充分に解く力がありませんでした。
自分が用意できた勉強時間
まず、初めの計画として勉強時間は600時間あればいいだろうと見積りました。
これはなにかのサイトで書いてあったことを記憶していたからです。
1日3時間で半年すれば、558時間になります。
ですが、取らぬ狸の皮算用で大きな誤りでした。
おそらく独学で合格する為には実際には800時間~1000時間以上の勉強時間が必要です。
600時間あれば十分と言う人もいるかもしれませんが、自分の場合は明らかに勉強する時間が足りませんでした。
それは時間もですが、勉強の質の問題です。
この時、自分が用意した環境は、朝晩の通勤時間50分×2回、始業までの20分、帰宅後1時間です。土日は、子どもが寝静まる夜の9時から3時間勉強しました。
毎日3時間ほどしている!と言えば聞こえはいいですが、質を考えてみると、朝の通勤ラッシュで人にまみれながら勉強、帰りは電車に座って半分うとうとしながら。帰宅後は、子どもの寝かしつけの後にこっそり起きだして目をこすりながらテキストを開く。。
正直、図書館で1時間集中して取り組んだ方が効率がよく勉強できました。
つらかった割に全く成果が伴っていませんでしたね…
敗因は勉強の質が悪かったことと量が不足したことでした。
やっぱり、平日は帰宅してから家事・休日は育児となると勉強時間が確保できません。
朝早く起きてという手段もありますが、睡眠時間は6時間は最低欲しいのでこれまた難しいです。
テキストを購入したので、次の試験も独学で見込みがないようなら、通学…という手段に切り替えをします。
長期戦は覚悟ですね。
難しい資格は独身のうちに取るのが一番ですね。