おごりは無駄な出費か
なぜか続いている習慣
突然ですが、なぜか続いている習慣に「必ず新卒の後輩には1回はお酒をおごる」というものがあります。
今年で、社会人8年目になりまして、後輩は3年生の時に初めてできたので、今年で先輩歴5年目ということになります。
何かの折に「じゃあ皆で飲みに行こうかっ!」とおずおずと誘い、自分のことはほどほどに、後輩の話を聞いています。
それですごく仲が良くなったりとかはありませんが、満遍なく顔見知りになり、世間話をすることぐらいはできるようになります。
「会社の飲み会は無駄!」と言われる昨今においては何とも無駄な出費に見えますね。
経済的なリターンは全くといっていいほどない割に、万単位でお金は減っていきます。
しいて言えば、若い価値観に触れる事ができるのがメリットでしょうか。
そんなことをしていると、なぜか飲み会に誘ってもらったり、割と楽しかったりします。
事務職は基本固定メンバー
自分は経理職なので「THE☆事務職」です。
まぁ、人にもよるんでしょうが、事務職の人って固い人が多いです。
固い人が多い…というと語弊がありますね。保守的・安定志向の人が多いです。
自分もそんな人間の一人だと思います。
そういう人の話って、すごくユニークだったり、爆発的な面白さってないんですよね。
大きな失敗を避けるから無難になるというか…そんな感じです。
パーソナルスペースも広かったりします。
ピリピリしている雰囲気では、冗談が冗談と捉えてくれないことさえあります。
そんな感じなので、残念ながら、自分の価値観を大きく変えるような話を聞くことってほとんどありません。
それと、経理職についている人間あるあるですが、人の欠点にばかり目がいきます。
「○○さんが書類を出してくれない~」「あの人はいつも対応が雑~」とか。。
そういうのは口に出さないで、もっとプラスのことを言おうよ!といつも思ってます。
でも、今日も目の前の席のおばちゃんはマシンガンのごとくマイナスワードを連射してます。
そろそろ、相槌料を従量課金制で徴収してもいい頃ですわー。。ホンマに。。
まぁ、そんな環境の自分にとっては新卒の後輩の話を聞けるってとっても楽しいことなんですね。
びっくりしたこと
そんな感じで、この間飲み会に誘って貰ったことがありました。
仕事できつかったことから話は始まり、スターウォーズに流れ、同棲したいだとか、キャプテン・アメリカはクッソ弱いだとか、○○マジでムカつく!マジ卍!マジまんじゅう!だとか、みんな思い思いに話してました。
そんな中、ある後輩の男の子が彼女ができない…とポツリとこぼしました。
自分は、まぁ出会いって無くなるよねーとフォローしたのですが、更に年下の女の子が一閃しました。
「先輩方、今時お金を払わずに彼女を作ろうなんて虫が良すぎますっ!」
と衝撃的な発言をしました。
なんのこっちゃというと、ペアーズというマッチングアプリの事です。
あぁ、ツィッターで入る広告のやつだなぁとか思っていたら、その場にいる半数以上がダウンロードしてやっているご様子。
つまりは、有料会員になっていいねをいっぱいつけてアプローチをどんどんしろということなのです。
恋人って学校や職場で自然とできるものがスタンダードだと思っていたので、マッチングアプリが当たり前っていう価値観に触れてびっくりしました。
個人的には、そういうのは出会い系なのでいいイメージがありません。美人局とかありそうと勘ぐってしまいます(笑)
自分は、高校生の時に前略プロフ、大学生の時にmixiがはじまった世代です。一方、彼らは中学生の時からSNSがあるんです。
出会い系が当たり前っていうのは、現実ではSNSで繋がりすぎているため、恋人をつくることが現実の和を壊すことになってしまう。
だから、完全に自分の生活範囲外で恋人を探すのが当たり前って風潮なのかな。と感じました。
まぁ、こんな感じで、なかなか新鮮な話を聞ける事が多いので、万単位の出費を覚悟しつつ積極的に奢るようにしています。
そういう話を聞いて、「そんなのよくない!健全じゃない!」とか空気を読まず説教をかまして、場を白けさせるおっさんにだけには絶対になりたくないと思います(笑)