ワンコイン投資って何のためにあるんだろ。
投資信託の最低購入金額引き下げのお知らせ ~投資信託の購入・積立がワンコインで!100円から購入可能に~|マネックス証券株式会社のプレスリリース
SBI証券、楽天証券に続いてマネックス証券も積立金額が100円からできるようになりましたというニュースを見ました。
ところで、この100円から積立ってずっと疑問でした。額が少なすぎます。
毎月30,000円投資していて、最低単位が1,000円というのはわかります。60%を先進国株式のインデックスファンドを購入するとしたら、18,000円になるので、単位が千円の必要があります。
じゃあ、100円って何の意味があるのでしょうか?
投資をはじめる人を増やすため?
元本割れを起こすことを嫌う人はいます。
なので、少額からはじめたいというニーズは限りなくあります。かくいう自分も、株式投資はは100万単位のお金がないとできないとずっーと考えていた人間です。
そんな風に考えている人からしたら、100円から積立可能って、すごいインパクトですよね。
ちょっとやってみようかな…と思わせるのに効果大です。
3,000円投資生活がどこの本屋に行っても置いてあるのがその理由でしょうか。
と、言っても3000円を30年間ひたすら運用しても金額は大したことありません。あくまで、元本保証無しの世界に飛び込ませるための餌です。これが理由の半分だと思います。
多分、配当金をもれなく次回の買付に回すため
これがもう半分の理由だと思います。
配当金は、入金されたらMRFを自動的に買付ます。MRFは今、殆ど利回りがないのでリスク資産の置き場としては、死に場所です。配当金を再投資するため、100円という単位にしているのだと思います。
ここから勝手に推測ですが
マイナス金利に終わりが見えないため、貯蓄より運用せよというのかが世間的なトレンドになってきていると思います。と、同時にいわゆるぼったくり投信は森金融庁長官が駆逐しにかかっています。そうなると1人1人から取れる信託報酬には限度があるので、たくさんの人から、浅く広く稼ぐしか無くなります。純資産額が増えたファンドが信託報酬を下げる理由はここですね。
これは、個人投資家にはいいことです。リターンを確実に蝕むコストが減る訳ですから。
という訳で、ぜひ、家族、友達に投資を勧めましょう!
※兄弟にこの話をしたら、損するからやだと一蹴されました…なんだろう…イメージって大切だよなぁ。。