【投資】TOPIXは不要なのではないか
ほったらかし投資を実践しているのですが、最近思うこと。
「国内株式クラス、つまりTOPIXは不要なのではないか。」
たぶん、消費税が増税されてから、今まで無関心だった人が日本はもうダメじゃないか?と言い始め、出生数が90万切ったニュースで余計にこの気持ちに拍車がかかったからだと思います。
ただ、改めて考えてみると投資は将来的の成長に期待をして資金を託すことなので、そういった意味では、日本全体に託す必要はないよな...と思うわけです。
なんとなく、30年後の日本を想像してみると...
・人口はとても減っている
・若者の数は今より全然少ない
・地方都市は空き家だらけ、一方都市圏はそこまで変わらず
・まだデフレ
・外国企業のサービスばかりで、強みの産業がない
・平均年収は今より低くなる
・高齢者が減り、社会保障費は横ばいだが、インフラ整備に経費がかかる
・企業は冷めた内需よりも海外に力を入れている
・観光業が今より主要な産業を占める
・消費税は15%
・日銀はETFの買い入れを中止
・全員が諦めたように暮らしている
うーん。暗い話しか出てこない(笑)
サラリーマンは、年収は少なくなるけれど、休みを取りやすくなったり、転勤がなくなったり、労働時間が減りそうです。
もしかしたら、年功序列は完全崩壊して、職能給にチェンジすることで大混乱を起こすかもしれませんが。
どの道、じわじわと力を失っていくシナリオは変わらないと思います。
未来を見越して考えると現在の時価総額(それも日銀ドーピングあり)を基準に投資をしたのでは、なんだか不利益を被りそうです。
30年後の世界の覇者はやはり、アメリカか中国でしょうし。
市場の成長に賭けるよりも、この中でも将来が有望な銘柄を探して投資する方が合理的な気がします。