経理職のメリットは有給休暇の取りやすさにあり。メリットをフルに活かそう!
経理職は斜陽産業?
経理職は斜陽産業と言われています。
税理士が将来不要な仕事になると言われているように、財務会計の分野はAIに取って代わられてしまうでしょう。
この先、大きな変化が起こるとは思います。
それでも経理は企業にとって、なければいけない仕事ですし、作業がAIに取って代わられてもそのプログラムや保守、管理する人間が必要です。
だからいきなりリストラされてしまうということは考えづらいです。
そんな経理職のメリットの1つは有給休暇の取得のしやすさにあります。
基本的には全てスケジュール通りに動く
経理職には基本的に突発的な仕事というのは、基本的にないと言えます。
会計ルールが変更になる場合は事前にアナウンスがされますし、税務申告の提出期日は国で定められていますのでスケジュールを組むことができます。
大企業の子会社ならば決算書の提出期日も決まっています。
もっと、掘り下げても伝票の締切がありますし、どのように処理するかも会社で定められています。
このように、経理に関わる仕事は突発的な仕事はないはずです(あればそれはスケジュールの見落としが甘かったか、そもそもルールが整備されていないことによるものです)
財務会計は定型化されている仕事の1つです。
経理は大体ひとりで仕事をしています
経理は大体ひとりで仕事をしていると言えます。
それは、パソコンや書類に向かって黙々と作業していることが多いからです。
エラーや間違いが起こらないようにしなくてはいけないので、自然と集中する事になります。
だから、楽しくベラベラ喋りながら仕事している人がいたらその人は仕事ができない人でしょうね。
自分は、話すのが得意ではありませんし、人のおしゃべりを延々と聞くのも苦手なので経理職に適性はあると思っています😁
但し、コミュニケーションを取らなくてもいい訳ではありません。
自分より役職が高い人が誤っていたとしても指摘をしなければいけませんし、上から目線の高慢ちきな経理社員はみんなの協力を得ることができません。
そういう意味で気楽で、緊張感もある職種ですが、みんなで何かをやり遂げるという事がないので達成感という意味では他の職種に及びません。
ここはメリットでもあり、デメリットでもある点ですね。
経理は有給休暇が取りやすい
そんな経理職は有給休暇がとても取りやすいです。
それはやっぱりスケジュール通りに進むこと。
そして突発的な仕事が少ない事が大きな理由です。
動かせないスケジュール以外は、結構、自己の裁量で自由に組み替えたりすることができます。
急に見積もり依頼が入った!だとか、お客さんとの話が長引いて間に合わない!とかいうことはまずありませんからね。
自分は毎月1日〜2日を目安に有給休暇を取得しています。
有給休暇は労働者の権利だから、取得しない事はすなわち損です。
お客さん相手の営業職だとこうはいきませんよね。
ただし、考え方が違う上司には要注意
有給休暇を取りやすい経理職ですが、注意も必要です。
今の50歳以上の人は、決算書を作るのに電子帳簿がなかった時代を経験しています。
その頃は決算期になれば毎日22時以降に帰宅が当たり前だったそうです。
なので、年配の経理社員の方は割と平気で残業をする人が多いです。
これは責任感の表れでもあるとも言えますし、長年染み付いた仕事のペースとも言えそうですね。
そして、有給休暇の取得に積極的でない人も多いです。
有給休暇が取得できる=業務に余裕がある=「もっと細かく、もっとキチンと、もっとたくさん仕事をやるべき!」
という謎論理が働く事があります。
脳みそカチンカチンの時間生産性ガン無視おじさんが多い職種でもあるということです。
自分は財務諸表はあと10年もすればほぼ自動で出てくるもの、有給休暇の取得率は企業のレベルを表すものであり、生産性が高い企業を判別するバロメーターだと考えています。
それをがんばらない人認定されてしまうのは価値観が違うから仕方がないことです。
大切なのは価値観が違うことを受け入れて無理にこちらの要求を通すことをせず、うまくやっていくことです。
ここらへんが会社員のめんどくさいところでもあり、チームで仕事をするという事だと思っています。
という訳でこれからも有給休暇の取得に励みます!
今、目標にしている事は、業務の効率化と組み替えをして、平日に3連休の有給休暇を取得することです。
3日間休んで土日と組み合わせれば5日間の休みを作れる事になります。
これだけあれば、余裕を持ったスケジュールで旅行に行けますね〜笑
会社員でありながら比較的自由に生きていける。
経理職は、そんな可能性がある職種の1つと言えそうです。