パーキンソンの法則…こわっ!
パーキンソンの法則というのと知りました。
パーキンソンの法則(パーキンソンのほうそく、Parkinson’s law)は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン(英語版)の著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもの[1]。
具体的には、
◆第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
◆第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
の2つからなる。
うわぁ、当てはまる…
たしかに仕事に余裕ができると作業ペースが落ちてしまったり、資料作成なんかで凝ってしましますよね。
それに、お金はあればあるだけ使ってしまう。
これもまた身に覚えがあります。
対策としては、
①決められた(決めた)業務スケジュール、やり方をいかに守るかだけに注力する。
子どもが生まれてなんとか早く仕事を終わらせて帰る方法がないか考えたのですが、そのうちの1つは考える仕事と実作業を完全に分けることでした。クォリティーを考えながら仕事をするとあれもこれも浮かんできて、最終到達点が見えなくなり結果、ギリギリまでやってしまいます。これを機会損失と考えて、はじめに決めたところまでをまずやる。
これを意識したことで、実作業での集中力も高まりましたし、事務職の自分には有効な方法だと思っています。
②については、先取り貯金で対応しました。
今までは、使って残ったものを貯金としましたが、結果大して残りませんでした。
なので、貯金も積立投資資金も家賃と同様の必要経費として予め支出に折り込み、残ったものから、生活費や小遣いを割り当てました。
もちろん、その他の固定費(保険や通信費)は0円に近づくのが理想として適時見直しをしています。保険はちょっと違うかもですが…。
実作業としては、まず給料が入ったら、家賃、クレジットの引き落とし代以外を全て降ろします。そして、毎月の貯蓄額、投資資金をまず専用口座に入金します。さらに残ったお金から自分の小遣いを引いて、残りが完全に余剰資金になります。これを生活費用の口座に入金し、完了です。
なので、感覚的には貰った給料は使い切ってもうないよ!という感じです。
そして、旅行に行くなどの多額の支出が予め見込まれる場合は、かかりそうな費用を現時点から支出日までの間、積立をします。
これで、予想外のいきなり支出をある程度防ぐことができます。
つまり、この法則に対応するには、意思ではなく仕組みが重要だと思います。
想定より自分の意思は弱くて脆いんだなぁと痛感した、そんな振り返りでした。