【日産】不正会計はもらい事故のようなもの
日産のカルロス・ゴーン社長が役員報酬の過少申告で逮捕されました。
JAL、オリンパス、カネボウ、東芝と今回の日産。新日本有限責任監査法人が監査をしていますが、今回の不正会計の発覚しました。
日産ホルダーは堪ったものではないでしょう。
当たり前ですが、年初以来の最安値を記録し、なおかつ減配するのではないかという憶測さえ飛び交っています。
不正会計はもらい事故のようなもので投資家が防ぐことはできません。そして、自分たちが投資できるあらゆる株式に不正会計の可能性はあります。
オリンパスは2011年不正会計発覚直後は大きく売られ売りが殺到して460円という安値をつけましたが、現在は3,600円代と大きく回復をしていますので、絶好の買い場だったと見ることもできます。
ですが、あの時点で買い向かうのはかなりの勇気が必要です。
あくまでたらればの話です。
事故は買い、事件は売りという格言がありますが、今回は売り…?事件の種類や影響で買いか売りかは別れるのでしょうが、やっぱり手出し無用だと思います。
不正会計は無用なリスクと言い換えることもできます。市場全部をまるっと買うインデックス投資はもちろん不正会計に巻き込まれている訳ですが、心理的には対岸の火事です。
この辺もインデックス投資の利点と言えます。