ひねおのコツコツ投資日記

30代会社員のコツコツ投資日記です。

「投資家」という言葉の独り歩き

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とてもとても気になった記事でしたので、考えた事を書き留めておきたいなと思いました。

インデックス投資家は投資家でないのかもしれない

 よく、拝見させていただいているアウターガイさんの記事です。

たまにこの事を考えることがありました。果たして自分は投資家に分類される人間なのかどうか…ということです。

 水瀬ケンイチさんのブログに引用されているように、「投資家」とは株式や債券に投資をしている人ということであれば、自分も投資家なんでしょうが、どうもしっくりきません。しっくりくるのは、投資家という言葉に専門家という意味がくっついた場合で、その時に初めて「投資家」という言葉が実態を持って、すんなり受け止められるのかなと思います。

 特に、自分のように大した知識もなく、他人から与えられたデータを検証できない人間(していない人間)が投資家というのは少しおこがましいと感じてしまいます。そういう意味では、インデックス投資を資産運用の手段として用いている一般人というのが自分の最適な分類なのだと思います。

 ネットの世界の片隅でチマチマとブログを書いていると、とんでもない知識量をお持ちの方の記事を拝見することがあり、そういった方を投資家と呼ぶのが相応しいのではないかな…。

記事の最後にもある通り、

投資を忘れて他のことへ夢中になれる、すなわち投資家でありながら投資家でない、そのような自由を手に入れられるのは、おそらくインデックス投資家だけでしょう。
インデックス投資家は投資家でないのかもしれない
https://www.valuetrust.net/entry/2017/03211719.htm

 一度、最初に仕組みを構築してしまえば、ほったらかしておけるのが、インデックス投資の最大の魅力です。確定拠出年金で運用されていることを考えれば、多くの人がインデックス投資を実践しています。そう考えれば、インデックス投資家は投資家でありながら投資家でない。深く追求しようと思えばできるし、やり方だけ再現して、あとは忘れることもできるとても自由な存在です。

 このメリットを最大限に生かすことが、個人にとって一番重要なことなのかなと思います。

以上、雑感でした。