ひねおのコツコツ投資日記

30代会社員のコツコツ投資日記です。

積立投資の有用性について考えてみた【ドルコスト平均法+a】

こんにちは、ひねぷーです。

 

自分が行っている投資方法についてざっくばらんに考えている事を書きたいと思います。

認識が間違っていることが多々あり、勉強不足だと感じるのであくまで思考のトレースであり、検証を伴っていません。

自分の無知さを世間に晒すだけの可能性が非常に高いです。

また、記事を書くことを通して自分が投資を行うにあたり何を重視しているかが浮き彫りになると考えています。

 

今回は積立投資についてです。

 

このことを考えたのはいつものようにブログ巡回をしていて、あるブログに出会ったことです。

 

anti-index.blog.jp

 

普段、インデックス投資の記事や投資信託の情報しか調べない自分にとってはかなり衝撃を受けました。

このブログにはインデックス投資を辞めた理由が事細かに書かれているのですが、もともと自分が持っていた疑問にも触れてあり、投資について一方的な見方をし続けること、特定の情報だけを入手し続けることはリスキーであると認識しました。

 

積立投資について、先日、「積立投資のすべて」で勉強したように長期間の上昇相場では、期待リターンが著しく低くなることがわかっています。買付金額と口数の関係から相場が上昇すればするほど、買付口数が少なくなります。また、目一杯のいわゆる複利効果を得ることをができるのもこの時だけです。

もし、積立開始時より保有ファンド(積立ファンド)の基準価格が右肩上がりの状況になって(これは今の自分の状態と酷似しています)から、下落相場に転じた場合、保有口数と基準価格の関係からリターンがマイナスになることが想定されます。

そして、ドルコスト平均法による積立投資は下落相場からの回復が早く、資金投入を自動化できることから心理的負担の軽減効果が期待できますが、機会損失に関してはあまり語られないところだと思います。

 

そのため、別の積立手法を実践している方々もいます。バリュー平均法です。

非常に気になっている手法なのですが、自分にとってというか、サラリーマン投資家にとって大きな問題があります。

それは、フルインベストメントになりがちということです。

多くのインデックス投資家の方は、生活防衛資金の他に、リスク資産、無リスク資産を大体半分ずつほど所有していると認識してます。

積立する金額が定額なドルコスト平均法の場合、リスク資産を定額で買付、相場の上昇で著しく値上がりした時は、無リスク資産との比率を維持するため売却します。(ある意味リバランスですね。)また、下落した時は、無リスク資産から買い増しを行い、調整します。

 バリュー平均法の場合、あらかじめ積立総額が設定されているため、それを守るべく、相場の上昇、下落に合わせて資金投入額を調整することになり、暴落時にはかなりの資金投入を要します。

積立期間が増え、資産が増えれば増えるほど、総資産額の価格変動は激しくなり、定額のサラリーからそれを補填することは困難になってきます。

 

また、その資金を用意するためあくせく働き、爪に火を灯すような生活になってしまっては本末転倒になってしまいます。

ただ資金力がある方は、相場によってはドルコスト平均法より、メリットがあるので良い方法だと考えています。

 

つまり自分が危惧している点は 、通常の上昇相場でのドルコスト平均法だけの積立投資は明らかにリターンを得る機会損失をしているという点です。

(ただ、上昇相場がいつまで続くかわからないし、そもそも相場観に左右されないための自動売買だろ!と言われればそれまでですが)

インデックス投資は永続的な経済の成長を前提とし、その平均リターンを得ようというものなので、できる限り早い時期から資金を一括投入するのが最も複利効果を生かし、リターンを得る方法です。

 

(ここまで書いてきて気づきましたが、積立投資は一つの資金投入の方法です。インデックス投資は、投資対象の話です。そもそも同列で扱っていることを自覚しました。最初に資金を一括投入するインデックス投資があってもよいのですね。)

 

自分のスタンスのまとめです。

 

バリュー平均法は資金的な問題から除外します。将来投資に回せるお金が増えたら導入を考える事としました。

 

ぐだぐだ書いてきて結論はなーんだという感じなんですが、基本は毎月ドルコスト平均法で定額積立を行いながら、年2回の賞与で一時的にスポット買付することです。

但し、スポット買付は年2回実行しますが、賞与支給月に買付するのではなく、相場の動きを見ながらとします。

ここら辺は水瀬ケンイチ氏のちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法からアイデアを得ています。

途中で購入できなかった場合でも、期末に強制的に買付します。

そうすれば、完全にほったらかさずに経済動向を意識するきっかけにもなりますし、読みがよければ、安値で口数を仕込む事ができます。

上昇相場での、高値高みをしなかったという安心感もありますし、下落相場に強いドルコスト平均法の良いところどりができると考えています。

 

時間がまとまって取れる年末にTOPIXでもなんでもいいので、どのくらいの損益の差が出るかを検証してみようと思います。(既にそういうサイトがあるのでしょうか?)

 

あまり普段意識をしていませんでしたが、自分の考えをまとめてみると堅実な運用をしたいが、リターンも得たいというスタンスが色濃く現れていると思います。

このことからインデックス投資オンリーではなく、なにか他の方法を考える必要があると感じました。

 

おそらく、個別株なんでしょうが。

 

そんなことよりもあのヘンテコなアセットアロケーションとアセットロケーションについて考えをまとめて、変更しなければ…